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blog:2019:2019-01-16 [2019-01-29 17:11]
Decomo
blog:2019:2019-01-16 [2022-04-14 08:50] (現在)
Decomo
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 自宅ネットワークを40GBASE-SR4で40GbE化しますた。その顛末を全3回くらいでお届け。 自宅ネットワークを40GBASE-SR4で40GbE化しますた。その顛末を全3回くらいでお届け。
  
-かねてより宅内ネットワークを10GbE化したいと考えていたものの、以下の理由により二の足を踏んでいた。+かねてより宅内ネットワークの10GbE化を目論んでいたものの、次の理由で二の足を踏んでいた。
  
-  - メインマシンがMacBook Proで10GbE対応NICの選択肢が極めて限られる+  - メインマシンがMacBook Proのため10GbE対応NICの選択肢が極めて限られる
   - 10GbE対応スイッチが高い   - 10GbE対応スイッチが高い
-  - 消費電力の問題 +  - 消費電力が高い 
-  - Aquantiaな10GbEのFreeBSD用ドライバがない+  - 割安なAquantiaの10GbE NICのFreeBSD用ドライバがない
  
-MacBook Proで10GbEを使おうとすると、Thunderboltに頼らざるを得ない。となると対応製品は[[https://www.akitio.com/adapters/thunder2-10g-network-adapter|AKiTiO Thunder2 10G Network Adapter ]]か[[https://www.sonnettech.com/jp/product/twin10g.html|Sonnet Twin 10G Ethernet Thunderbolt 2 Adapter]]くらいしかなく、値段が高い上に潰しもきかない。Thunderbolt→PCI Expressエンクロージャと汎用NICを使う手もあるが、同じく高価だしイマイチ筋が悪い。+<WRAP info>(2021-07-20 追記)
  
-10GbE対応スイッチも安くなってきたとはいえ、10GBASE-T×2ポートの単機能スイッチングハブで2万円後半〜は個人的にはまだ高い。せめて5ポートで1.5万円くらいじゃないと話にならん。それに加えて、/-逸般の誤家庭-/ 一般のご家庭で使おうとすると消費電力の高さと、それに伴う発熱の多さからのファン冷却による騒音も悩ましい。+Aquantia NICのFreeBSD用ドライバは2019年6月にリリースされ、現在はports/packagesで提供されている。
  
-そんなこんなで4〜5年ほど悶々としていた。+一般のご家庭向け40GbE対応スイッチも徐々に増えてきた。
  
-ひと月ほど前、某掲示板で10GBASE-SRが割とお手軽に導入できることを知る。光ファイバー方式は、機器的にもお値段的にも敷居が高いイメージがあったが、調べてみると思いのほか安い。NICはサーバ抜き取り品やリファービッシュ品が5000円程度で流通してるし、光ケーブルも1mで1000円、20mで2000円程と家電量販店で売ってるUTPケーブルと大差ない値段で買えることが分かった。現状、10GBASE-SRは10GBASE-Tより低消費電力というのも好都合だ。+  * MikroTik 
 +    * [[https://mikrotik.com/product/crs326_24s_2q_rm|CRS326-24S+2Q+RM]] ([[blog:2019/2019-09-04]]) 
 +    * [[https://mikrotik.com/product/crs354_48g_4splus2qplusrm|CRS354-48G-4S+2Q+RM]] 
 +    * [[https://mikrotik.com/product/crs354_48p_4s_2q_rm|CRS354-48P-4S+2Q+RM]] 
 +  * FS 
 +    * [[https://www.fs.com/jp/products/108710.html|S5860-20SQ]] 
 +</WRAP>
  
-スイッチがお高い問題は残ったままだけど、メインマシン-サーバ兼NAS間が速くなれば当面は事足りる。マシン間直結ならDAC (Direct Attach Cable)やAOC (Active Optical Cable)を使えば、SFP+トランシーバ分のお金が浮いて嬉しかったりする。しかし今回は15mほど引き回す必要があり、またDAC/AOCは汎用性に欠けるので不採用。メインマシン-サーバを10GBASE-SRで直結し、サーバで10Gと既存の1000BASE-Tネットワークブリッジを作れば、スイッチなしで既存ネットワーク構成を活かしつつ高速化の恩恵を受けられそうな予感。+MacBook Proで10GbEを使うにはThunderboltに頼らざるを得ない。となると対応製品は[[https://www.akitio.com/adapters/thunder2-10g-network-adapter|AKiTiO Thunder2 10G Network Adapter]]か[[https://www.sonnettech.com/jp/product/twin10g.html|Sonnet Twin 10G Ethernet Thunderbolt 2 Adapter]]くらいしかなく、値段が高い上に潰しもきかない。Thunderbolt→PCI Expressエンクロージャと汎用NICを使う手もあるが、同じく高価だしイマイチ筋が悪い。
  
-MacBook Pro用の10GbE NICはどうしたかって?。実は、そもそもMacとはもうオサラバして、Windowsな自作デスクトップにメイン環境を移行済みなのである。というか、そうしたからこそ、宅内ネットワーク高速化に着手できたというのが実際のところ。Macを捨てたポエムは別途書く。多分。+10GbE対応スイッチも安くなってきたとはいえ、10GBASE-T×2ポートの単機能スイッチングハブで2万円後半~は個人的にはまだ高い。せめて5ポートで1.5万円くらいじゃないと話にならん。それに加えて、<del>逸般の誤家庭</del> 一般のご家庭での使用を考えた場合、消費電力の高さに、発熱の多さからのファン騒音も悩ましい。 
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 +そんなこんなで4~5年ほど悶々としていた。 
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 +ひと月ほど前、某掲示板で10GBASE-SRが割とお手軽に導入できることを知る。光ファイバー方式は機器的にもお値段的にも敷居が高そうな印象があったが、調べてみると思いのほか安い。NICはサーバ抜き取り品やリファービッシュ品が5000円程度で流通してるし、光ケーブルも1mで1000円、20mで2000円程と家電量販店で売ってるUTPケーブルと大差ない値段で買えることが分かった。現状、10GBASE-SRは10GBASE-Tより低消費電力というのも好都合だ。 
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 +スイッチがお高い問題は残ったままだけど、メインマシン-サーバ兼NAS間が速くなれば当面は事足りる。DAC (Direct Attach Cable)やAOC (Active Optical Cable)を使うとSFP+分のお金が浮いて嬉しかったりするものの、今回は15mほど引き回す必要があり、またそれらは汎用性に欠けるので不採用。メインマシンとサーバを10GBASE-SRで直結し、サーバで10GbEと既存の1000BASE-TでL2ブリッジを作れば、単体のスイッチを用意せずとも既存ネットワーク構成を活かしつつ高速化の恩恵を受けられそうな予感。 
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 +MacBook Pro用の10GbE NICはどうしたかって?。そもそもMacとはもうオサラバして、Windowsな自作デスクトップにメイン環境を移行済みなのである。というか、そうしたからこそ、宅内ネットワーク高速化に着手できたというのが実際のところ。Macを捨てたポエムは別途書く。多分。
  
 大まかな構想が固まったところで、次は機材選定だ。必要なのは以下の3点である。 大まかな構想が固まったところで、次は機材選定だ。必要なのは以下の3点である。
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   * LC-LCマルチモードファイバー   * LC-LCマルチモードファイバー
  
-注意すべきはSFP+モジュールのベンダーロックイン。ロックが掛かってると純正品の組み合わせでしか使えず残念な事になる(まぁロックインに対応した互換トランシーバーも売ってるんだけどね)。今回は関係ないがスイッチ側で掛かってる事もあるので要注意。+注意すべきはSFP+モジュールのベンダーロックイン。ロックが掛かってるとNICとトランシーバは純正品の組み合わせでしか動かず残念な事になる。もっとも、ロックイン対応の互換トランシーバーも売ってるんですけども。今回は関係ないがスイッチ側で掛かってる事もあるので要注意。
  
-ベンダーロックとOSの対応状況を鑑み、NICはMellanox ConnectX-3以降、SFP+トランシーバは10Gtekの互換品を使うことにした。ConnectXシリーズは中古品の流通量が多く、FreeBSD対応ドライバがあり、ベンダーロックもなく貧者のNICとして最強なのだ。10Gtekはあまり聞き慣れない会社だが、格安ネットワーク機器中華ベンダーとしてそれなりに実績があるようだ。実は別件で同社の10GBASE-T NICとDACを使った事があるが、特に問題なく使えたってのも採用理由の1つ。ケーブルも10Gtekに決定。+ロックインやドライバ状況を鑑みて、NICはMellanox ConnectX-3以降、SFP+トランシーバは10Gtekの互換品を使うことにした。ConnectXシリーズは中古品の流通量が多く、機能も豊富で、FreeBSD対応ドライバがあり、ベンダーロックインもなく紛うことなき神NICなのだ。10Gtekはあまり聞き慣れない会社だが、格安ネットワーク機器中華ベンダーとしてそれなりに実績があるようだ。実は別件で同社の10GBASE-T NICとDACを使った事があるが、特に問題なく使えたってのも採用理由の1つ。ケーブルも10Gtekに決定。
  
-なお、ConnectXはConnextX-3以降推奨。Windows 10用のドライバはConnectX-3以降の製品向けにしか提供されていないので。OSのインボックスドライバやWin8.1用ドライバでConnectX-2も使えるらしいから、価格重視なら人柱ってみるのもアリ。+なお、ConnectX-3の前期種のConnectX-2は中古相場がかなり安いが、サポートが終了しておりWindows 10用ドライバが提供されていないため非推奨。一応、インボックスドライバやWindows 8.1用ドライバで使えるらしいので、とにかく価格重視ということなら選択肢として無くはないってところ。
  
-詳しく調べていくうちに、ConnectX-3には40GbE対応の製品があることが判明。10G対応品よりは高いけど、十分に手が届く範囲だった。光トランシーバーとケーブルも同様な感じ。となれば欲が出てくるのが人の常。サーバ直結なら最早10GbEに拘ることもなくね…?ってなもんで、40GbEへと舵を切ったのである…。+そんな感じでConnectX-3の調査をしていると、40GbE対応の製品があるではありませんか。値段は10G対応品よりは高いけど十分に手が届く範囲だった。トランシーバーとケーブルも同様な感じ。となれば欲が出てくるのが人の常。スイッチの入手性は10GbE以上に絶望的だが、マシン間直結なら最早10GbEに拘ることもなくね…?ってなもんで、40GbEへと舵を切ったのである…。
  
-方針はそのままにEthernet規格が40GBASE-SR4となり、必要な機材は次のようになる。+基本方針はそのままにEthernet規格が40GBASE-SR4となり、必要な機材は次のようになった。
  
-  * QSFP搭載の40GbE NIC+  * 40GbE対応のConnectX-3
   * 40GBASE-SR4用QSFPトランシーバ   * 40GBASE-SR4用QSFPトランシーバ
   * MPO-12マルチモードファイバ(OM3以上)   * MPO-12マルチモードファイバ(OM3以上)
  
 それぞれ10GbEで選定した機材の40GbE対応版を買えばよい。続きは購入編にて。 それぞれ10GbEで選定した機材の40GbE対応版を買えばよい。続きは購入編にて。